シリコンバレー vs 東京:生活費を比べてみた

シリコンバレー生活費

こんにちは。シリコンバレー不動産です。

シリコンバレーと東京は、世界的な都市であり、それぞれの独自の魅力があります。しかし、生活費はどのように異なるのでしょうか?このブログでは、シリコンバレーと東京の生活費を比較し、その違いについて考察してみたいと思います。

シリコンバレーの生活費

家賃は東京よりとても高額です。エリアによっても少し違ってきますが、洗濯機乾燥機が室内にある1ベッドルームのアパートの場合、サンノゼでは$3200以上かかる事が多くあります。サンマテオなどのペニンシュラエリアでは、もっと高くなります。各地のアパートの家賃は弊社のホームページの「シリコンバレー不動産市場報告書」からレポートを見ることができます。

スーパーマーケットや外食も比較的高価です。特にオーガニックや健康志向の食品はさらに高額になります。外食でランチをすると安くて$20くらいで、追加でチップを払います。日本で有名なやよい軒は、シリコンバレーで数店舗ありますがとんかつ定食は現在$20.80となっています。1時間の最低賃金は現在San Joseでは$17.55です。最低賃金がどんどん上がるにつれ、レストランのお食事の値段も上がってしまうのは仕方がなさそうです。

光熱費もかなりかかります。1ベッドルームアパートを借りている弊社のお客様が「こちらの光熱費は日本で払っていた家賃と同じくらいで驚いた!」とおっしゃっていました。ガス、電気、水道、ゴミと全て合わせるとかなりの額になります。東京より高い場合が多くあります。とくに一軒家やタウンハウスは、セントラルヒーターがついている事が多いので、日本のように一部屋だけ暖房やクーラーをつける事ができません。家中の暖房がついてしまいますので、気をつけないと非常に高額になります。

シリコンバレーでは車も必須です。車を所持するとガソリン代、保険代がかります。ガソリン代は現在カリフォルニア州の返金で$5.28(1ガロン)です。シリコンバレーでは自動車の利用が高いため、ガソリン代の支出が全体的に増える可能性があります。
東京では公共交通機関が発達しており、車の利用が比較的少ないため、ガソリン代の支出はシリコンバレーより低いといえるでしょう。また、自動車保険料は増加する状況が続いています。

State Farm Auto is raising rates 21% starting this month, according to the San Francisco Standard. In April, GEICO Auto will also increase rates 12.8%, the Standard reported. Overall in California, the average annual car insurance premium went up about 18% from 2023 to 2024, according to Bankrate.com. 

San Francisco Chronical

こちらの記事によると、カリフォルニア州全体の自動車保険料が2023年から2024年でなんと平均18%も上昇しているとの事です。

今回は、シリコンバレーでの生活費について少し説明をしていました。家賃、食費、外食費、自動車保険料、光熱費、どれをとってもシリコンバレーの方が東京よりも高く傾向があります。ただ、赴任者の場合、家賃、自動車保険は会社から経費がカバーされるので、生活費の負担が軽減されます。特に高コストな地域ですので、これらの経費がカバーされると、少しでも助かります。その他の費用や生活にかかるコストについては、会社のカバレッジの範囲によって異なりますので、赴任前に確認をしておく事が重要です。