大手保険会社3社がレンターズ保険新規契約停止

アメリカ住宅保険危機

こんにちは。シリコンバレー不動産です。

サンノゼで家を借りる際に、レンターズ保険に加入するようにとアパートから要求されます。これは訴訟大国であるアメリカであれば入っていれば損はない保険です。

レンターズ保険とは

アメリカのレンターズ保険とは、借り主を守ってくれる保険です。日本と同じように家財保険が含まれています。火事や水漏れなど天災の被害にあった場合、また盗難等の被害にあった場合に適応されます。それに加え、個人賠償責任保険もついています。これは、他人に怪我をさせてしまったり、他人の物を壊したりした時に補償されます。(自宅外でも適用)保険料は、住んでいるエリアや物件によって違いますが、今までは非常にお安い料金プランでした。

保険会社の危機

ところが、色々な要因が重なり、大手保険者社3社が新規契約を停止しました。まずは天災被害リスクの拡大が大きな理由の1つです。温暖化が進み、アメリカではハリケーンや、嵐などで洪水などがおきやすく、被害が拡大しています。また、雨量が少ない地域では水不足になり、山火事の被害が拡大しています。2つ目の要因は、インフレによる建設費などの上昇です。これにより、保険会社の保険支払い能力の低下に繋がり、現在住宅保険の契約を停止をしています。停止をしていな小さな保険会社がありますが、大手の停止を受け、保険料高騰しています。また、各保険会社によって、リスクが高いエリアや物件住所が異なり、保険会社Aでは契約できるが、保険会社Bでは拒否をされるというような事が多くなっています。

新規住宅保険を契約するのが難しい州

以下5州が一番難しくなっています。

  • カフィフォルニア州
  • フロリダ州
  • コロラド州
  • ミネソタ州
  • インディアナ州    気に入った物件があったら申込後、住宅保険に加入ができるかどうか確認をしてください。もし加入できない場合、加入できる物件を探したほうが良いかもしれません。