こんにちは。シリコンバレー不動産です。
「ウォシュレット、設置NGです。」
……え?何の冗談ですか?
と思われた方、日本から赴任される方ならきっと共感していただけるはずです。
そう、あの“神家電”ウォシュレットが設置できないアパートが実在するんです。
🏢 Irvine Companyとは?
Irvine Company(アーバイン・カンパニー)は、カリフォルニアを代表する巨大不動産企業です。
サンフランシスコ・ベイエリアやシリコンバレー、そしてロサンゼルス、サンディエゴなど、州内の主要都市に数多くの高品質な賃貸アパート・オフィスビル・商業施設を展開しています。
特に日本人にとって馴染み深いのは、ロサンゼルス近郊の「アーバイン(Irvine)」という街の開発に深く関わっているという点です。
実はこのアーバインという計画都市を開発したのが、Irvine Companyの創業者ジェームズ・アーバイン(James Irvine)。
企業名の“アーバイン”は、このファミリーと土地に由来しています。
安全で教育水準も高く、日系企業の駐在員ファミリーにも人気の「アーバイン」という街そのものが、
この会社の長年の開発ビジョンと土地管理によって形づくられた街なのです。たんなる賃貸管理会社ではありません。
🚫 でも契約書に…「ウォシュレットは禁止」と明記!
Irvine Companyのアパートにお住まいになる際、契約書にしっかりと書かれています。アメリカではウォッシュレットと言わないようで、契約書ではBidetと記載があります。

❓なぜダメなの?
理由は明確に記されているわけではありませんが、主に以下の点が考えられます:
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給排水の構造に変更が必要なため
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水漏れや破損のリスク
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管理上の統一性を保つため(Irvineは非常に管理ルールが厳格です)
😢 とはいえ、ウォシュレットなし生活はツライ…
日本のトイレ文化に慣れていると、ウォシュレットのない生活はまさに“文化の壁”。
「帰国したときにまず感動するのは、日本のトイレ」という声もよく聞きます。
実際、今や日本では約8割以上の家庭にウォシュレットが普及しており、まさに“生活インフラ”の一部です。
しかし、アメリカではまだまだ一般的ではありません。
アメリカのトイレ文化は日本とは大きく異なる。赴任前に心の準備を!
見た目や立地だけでなく「生活クオリティ」に関わる部分も大切にしたい方、どうぞお気軽にご相談ください。