サンノゼは全米一の高コスト都市に?「快適に暮らす」ための年収とは?

全米生活費1位サンノゼ

こんにちは。シリコンバレー不動産です。

アメリカ赴任を控えている方にとって、生活費の目安はとても重要なポイントですよね。最新の調査によると、サンノゼは「快適に暮らす」ために最も高い年収が必要な都市として全米トップにランクインしました。

サンノゼで「快適に暮らす」ための年収

アメリカの金融情報サイト「SmartAsset」の調査では、「50/30/20ルール」(収入の50%を生活必需品、30%を自由支出、20%を貯蓄・投資に充てる)を基に、各都市で「快適に暮らせる」ための年収を算出しました。その結果、サンノゼで単身者が快適に生活するためには年収147,430ドル(約2,200万円)、4人家族では371,571ドル(約5,500万円)が必要とされています。

*この記事では、1ドル=150円で換算しています。

サンノゼはニューヨークを超えた?

この調査では、サンノゼはニューヨークを上回り、単身者にとって全米で最もコストの高い都市とされています。驚くことに、サンノゼに住む約48人に1人は年収50万ドル(約7,400万円)以上を稼いでいるとのこと。これが、サンノゼの高い生活費を支える要因の一つと考えられます。

全米トップ10ランキング

サンノゼを筆頭に、カリフォルニアが上位を占めています。

2位 ニューヨーク:単身で快適な生活には136,656ドルが必要

3位 アナハイム:単身で快適な生活には約133,956ドルが必要

4位 アーバイン:単身で快適な生活には約133,952ドルが必要

5位 サンタ・アナ:単身で快適な生活には約133,952ドルが必要

参考ホームページ

日本人赴任者への影響は?

ベイエリアは全米でも最も生活費が高いエリアの一つですが、日系企業の駐在員は会社からの住宅手当がある場合が多く、実際の負担は抑えられる可能性があります。しかし、家賃以外の食費・車両費・光熱費・ガソリン代・保険・教育費・外食費なども高額なため、事前の生活設計が重要です。

また、単身赴任と家族帯同では必要な年収が大きく異なるため、会社の補助内容をしっかり確認しながら、適切な住まいを選ぶことが大切です。

まとめ

✅ サンノゼは全米で最も「快適に暮らす」ためのコストが高い都市
単身者で147,430ドル、4人家族で371,571ドルの年収が必要
✅ 日本人赴任者は住宅手当を活用しつつ、生活費全体の見直しが必要