サンタナロウにCiscoの新オフィス開設

こんにちは。シリコンバレー不動産です。

本日は、サンタナロウにオープンした新オフィスのニュースについて共有させていただきます。

2024年11月12日、Cisco Systemsは、サンノゼのSantana Rowエリアに新しいオフィス「Cisco Santana Row」を正式にオープンしました。この施設には、Ciscoおよびその子会社Splunkの約3,900名の従業員が働く予定です。

新オフィスはサンタナロウ南側に位置し、住所は3098 Olsen Dr.。広さは236,000平方フィートで、サンノゼに拠点を置く開発会社Federal Realty Investment Trustが管理・開発する地域にあります。このエリアにはオフィスビル、ショップ、レストラン、娯楽施設、住宅、ホテルが揃っており、働く人々に豊富なアメニティを提供します。

Ciscoの戦略的な移行

CiscoのChief People, Policy & Purpose Officerであるフランシーヌ・カツーダス氏は、リボンカットセレモニーで次のように述べています。
「本日は私たちにとって大きな節目です。CiscoとSplunkのチームが一堂に会することで、さらなるイノベーションが期待できます。」

この新しいオフィス開設は、Ciscoの全体的なオフィス縮小およびリストラの流れの中で、前向きな動きと捉えられています。Ciscoは、サンタナロウのようなアメニティが充実したエリアで働く環境を整えることで、社員の生産性や満足度向上を目指しています。

地域経済への影響

サンノゼ市長マット・マハン氏は次のようにコメントしました。
「企業は、アメニティが豊富で安全かつ清潔な環境を求めています。サンタナロウやダウンタウンサンノゼは、それらを実現できる理想的な場所です。」

また、サンノゼ商工会議所会長のリア・トーニスコッター氏は、近隣ビジネスへのポジティブな影響について言及しました。
「Ciscoがこのエリアで拠点を構えることで、地元ビジネスに対する支援が増し、大きな利益をもたらすでしょう。」

柔軟性とイノベーションの融合

Ciscoは、従業員がオフィスに出社する義務を課していませんが、イノベーションを推進するための最先端の職場環境を提供しています。新オフィスではAI技術を活用し、コラボレーションや包括性、創造性を促進する設計が施されています。

「社員一人ひとりが最適な働き方を選べる環境を提供することが、イノベーションの鍵です。」(Ciscoより)

今後の日系企業へのインパクト

サンタナロウエリアは、CiscoやNetAppといった主要なテクノロジー企業が集うエリアとしての地位を確立しています。この動きは、日本企業にとっても、現地法人の立地戦略や周辺ビジネスとの連携を深める好機となるでしょう。

ぜひ、今後の進展にご注目ください!

参考:『msn.com』2024年11月12日

https://www.msn.com/en-us/money/companies/cisco-opens-san-jose-office-where-thousands-will-work-at-santana-row/ar-AA1u0cBb

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