アメリカの不動産免許と日本の違い

こんにちは。シリコンバレー不動産です。

サンノゼ、シリコンバレーへの赴任にあたってこれから不動産屋へ依頼をしようとおもっていらっしゃる方。こちらの不動産免許について少しご説明させていただきます。

不動産免許は日本と大きく2点異なります

1つ目は、各州によって不動産免許が違います。よって、シリコンバレーで家を探す場合、カリフォルニア州の不動産免許を持っているエージェントにお願いすることになります。

2つ目の違いは、日本の場合、宅建所持者の下に5名まで不動産免許を持たないスタッフが働けて、免許なしでも物件のご紹介ができます。アメリカの場合、不動産関係の詐欺が昔多かったため物件を紹介する人はすべて免許が必要になります。アメリカの場合、ブローカーライセンスを持っている人の下に、エージェントがいます。各エージェント、エージェントライセンスが必要となります。また、こちらの不動産ライセンスはとても厳しく、今まで逮捕歴があれば、取得はできませんし、飲酒などで逮捕された場合も、すぐに没収となります。

アメリカの不動産法律は大変複雑で、各州、各自治体によっても法律などが違ってきます。またよく変更もあるため、きちんとカリフォルニアライセンスを持っているエージェントに家探しを依頼することによって、予期せぬトラブルが少なくなり、契約書内容の見落としもなく大変安心です。

ブローカーライセンスもエージェントライセンスも継続的に数年に一度、更新のための再試験があり、新しい法律のアップデートや不動産法律のリフレッシュをしておりますので、契約書内の不備や、変わった項目などを署名前に察知できます。それだけではなく、入居後退去後に何かトラブルがあった場合も、法律を武器に対応ができるので大変頼りになります。

家を探す際には、ぜひご自身の信頼できるエージェントにお願いしましょう。

ちなみに、アメリカで不動産免許を持って仕事をしている人は、名刺やチラシに免許番号を常に記載しなくてはいけないという法律になっています。通称DRE Numberとう番号が名刺に記載がありますので、そちらをご確認ください。