こんにちは。シリコンバレー不動産です。
本日はアメリカ賃貸契約の種類について説明をします。
日本での普通借家契約は2年契約がほとんどです。2年後契約更新ができ、契約期間中でも解約予告をその規定期間中に行えば、違約金など払う必要がなく解約できますが、さてアメリカではどんな契約が普通でしょうか?
12ヶ月契約
ほとんどの場合、12ヶ月契約になっています。場合によっては、借り手が少なくなるシーズンをさけるために大家が13ヶ月、14ヶ月などと調整する場合もありますが基本12ヶ月契約が主流です。契約期間中は家賃が固定されます。契約満了後は更新や退去が可能になります。シリコンバレーの場合、途中解約というのは常識ではありません。契約期間中に解約したい場合、契約期間分の賃料の支払い、または次の借り手がみるかるまでの家賃の支払い義務が法律で決められています。この場合、大家は次の借り手を見つける努力をしていないといけません。(Zillowに物件を掲載するなど) 途中解約の項目を契約書に入れたい場合は交渉が必要になりますが、もともと大家側にそのような概念がないので、コツを掴んでないと大変難しい交渉となります。
*交渉はプロに頼んだほうが無難です。
月極契約
毎月更新される契約なので、上記12ヶ月契約より家賃が高めになることが多くあります。また、毎月の更新なので翌月から家賃を上げるなど請求される家賃が固定されません。また、借りても契約書に書かれている規定期間内で解約予告をすることで、違約金など支払わずに退去ができます。反対に大家側も同じように解約予告を告げることができます。
まとめ
アメリカの賃貸契約の種類についての説明はいかがでしたか?シリコンバレーで賃貸物件を探す時には、日本の借家契約とは内容が違う点が多いということを覚えておきましょう。