サンクスギビングデーとは

こんにちは。シリコンバレー不動産です。

日本には無いけれど、アメリカではとても大きな祝日”Thanksgiving Day(サンクスギビングデー、感謝祭)”についてお話したいと思います。

サンクスギビングデーは日本語では感謝祭と訳され、毎年11月の 4 週目の木曜日になります。次の日の金曜日 (Black Friday) もお休みになるのが一般的で、 当日の木曜日から、金曜日、土曜日、日曜日と続けて4連休になる場合が多いです。当日は、ファーストフードや24時間オープンのドラックストアやスーパーなども お休みになったり早閉まいします。

この日は家族や親戚、友人が集まって一緒に食事を楽しみ、過ごす日です。それはまるで日本でいうお正月のようです。お正月に家族が集まっておせち料理やお雑煮などお正月料理を食べるのと同じように、アメリカでは サンクスギビングデーに家族、親戚、友人が集まって、定番料理を食べて過ごします。離れて暮らす家族が集まることで、日本の帰省ラッシュのように、アメリカでは1年でもっとも空路、道路、鉄道が混雑する日です。

定番料理というのは。。。メインディッシュには七面鳥 (Turkey ターキー) の丸焼き、 ターキーの中に食パンやクルトンなどを使った Stuffing (スタッフィング) を入れて焼きます。ターキーの丸焼きにはクランベリーソースやグレービーソースをつけて食べます。そのほかマッシュポテトやサツマイモのスイートポテト、 インゲン豆にマッシュルームスープ缶を混ぜてドライオニオンをのせてオーブンで焼くのも定番です。デザートはパンプキンパイを用意します。

イギリスからアメリカ大陸に渡った入植者がアメリカの先住民族であるインディアンから 狩猟や農耕を学び、働きつづけ、そしてやっと初めて収穫を迎えた日、その収穫を喜び、神様に感謝したというのがサンクスギビングデーの 起源であり、その収穫を喜び感謝する時に、インディアンを招いて一緒に会食したのが始まりです。

ただ残念なことにここベイエリアではつい最近コロナ感染に対する規制がより厳しくなり、同居していない家族との集まりは自粛しないといけなくなりました。なので通常通り、離れて暮らす家族や親せきと集まるのは難しい様です。

今年は想像だにしなかったコロナ渦により、いかに当たり前に思っていたことが感謝すべきことであったのか、本当に大切なことは何なのかを深く考えさせられております。

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