パロアルト統一教育学区、対面授業再開

こんにちは。シリコンバレー不動産です。

パロアルト統一教育学区は、ベイエリアにおいて最初の学区として、学区内の全てのキャンパスで対面授業を再開します。パロアルトの教育委員会は投票により、10月12日に小学校の段階的な再開を開始し、1月7日に中学校と高校を再開する事に決定しました。学区内に住む両親は、子供を自宅から今までの様にオンラインですべての学習を続けるか、実際に教室に戻るかを選べる事ができます。

いくつかの学校区は小学校の開校を計画していますが、まだ青写真の状態で実際に授業再には至っていません。以前にブログに書きましたサンノゼ統一学区ややクパチーノ統一学区などは、この秋にはまだ生徒をキャンパスに戻さないと決めています。パロアルト教育学長は、南カリフォルニアのアーバイン統一学校など、8月にリモートと対面学習のハイブリッドアプローチを提供した学区のやり方を参考にして、パロアルトのガイドラインを考案したと述べました。特に特殊教育プログラムについては、勉強になる事がたくさんあり、段階的にゆっくりと導入していくこの方法はベストだと信じていると語っています。

しかしながら、現場の教育者や保護者の間からは、この決定について懸念の声が上がっています。安全第一を考えると、まだリスクがありすぎる事、リスクを冒してまで実施をする価値があるかと疑問を投げかけています。

決定された計画によると、学区は10月12日から小学生をまずキャンパスに戻し、11月9日まで毎週2学年ずつ時間を変えて対面授業を行います。中学生と高校生は同様に時差のあるスケジュールで1月7日に戻り始めます。すべての保護者は、地区の2つの選択肢のどちらか1つに決める必要があります。オンラインと対面のハイブリッド教育か、引き続き自宅からのオンラインのみかの選択です。一度決めた場合は変更が効かないということです。

教育長は「どちらの選択が良くてどちらの選択が悪いというのでは全くありません。これは各家庭が決定する事です。家族のニーズに最も合う決定をしてください。それが2つの選択肢がある理由です。」と述べています。

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