最新カリフォルニア州保健局会見

こんにちは。シリコンバレー不動産です。

カリフォルニア州保健局会見情報をお知らせします。

ネイルサロンが州全体で、屋内営業が可能になりました。ふと見てみると、いつの間にかヘアサロンも紫の地域でも屋内営業が可能になっていました。

続いて、ベイエリア近郊では、アラメダ、サンマテオ、ソラノ 郡が紫から赤に引き下げられました。郡が許可すればレストランの屋内飲食も可能になるし、2週間赤の状態を維持すれば学校の対面授業も再開できる訳です。しかし2週間前に赤になったサンタクララ郡ではレストランの屋内飲食と屋内での集会はリスクが高いとして許可されませんでした。州のビジネスの再開ルールはこのサイトでチェック→https://covid19.ca.gov/safer-economy/ していてください。郡の規制と違う場合は厳しい方が優先されます。

保健局の発表では(1)カリフォルニアでは感染は減少傾向にあるが、他州の多くで増加している、(2)ヨーロッパで第2波が起こっている、(3)インフルシーズンの到来が迫っている、ことから、慎重に対処する必要があると強調しています。

特に大学生を中心とした若い層での感染拡大が顕著だということです。若い世代は重症化しにくいとされているが、中には重症化する人もいるし、何よりも家族やコミュニティを感染させるので、対策を練っているということです。

サンディエゴ州立大学では、8月20日に通常をはるかに下回った人数で再開したが、入寮時のコロナ検査もなく、ソーシャルディスタンスのルールを指導する程度のゆるい対応で、学生たちはパーティーやBBQに興じ、結果882人もの感染者が出て、たったの2週間で対面授業は中止されたそうです。近隣のUCサンディエゴは10月1日に新学期を迎えるため、州立大の二の舞になるまいと対策を講じているが、今のところ希望者は入寮可能+一部対面授業に踏み切る予定だそうです。

ここシリコンバレーの知り合いのご家族で大学生のお子様がいるかたは、結局オンラインになって、家を出て下宿するはずだったのに、まだ家にいるとか、アパートは去年のまま、まだ家に残っていても家賃だけははらいつづけているとか、様々な悩みを持っておられます。受験の高校生をお持ちの方も、大学の願書提出の準備を始めないといけないのに、昨今の状況を見ているとやる気が出ない様子。普通に学校に行っていれば、友達と話したり先生たちに促されたりするので、おのずからその気になったりするのだけどそれもないとお困りでした。

大人にとっては1年程度では状況が同じでもそれほど影響はないかもしれませんが、子供たちにとっての1年はとても大きいです。オンライン授業ができる時代でよかったと言え、コロナの弊害が子供たちの将来にどう響くのか懸念されます。

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