TikTok新会社、米で上場

こんにちは。

シリコンバレー不動産です。

中国発の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」は、アメリカのソフトウエア大手オラクルや小売り最大手ウォルマートとの提携を発表したそうです。中国への利用者情報の流出を疑う米政府の懸念を解消するため、オラクルがクラウド基盤を提供し、米国の利用者データを保存して安全性を確保するということです。

オラクルはシリコンバレーのレッドウッドシティに本社を置くソフトウエアの会社です。 提携に伴いオラクルとウォルマートは、ティックトックの米国事業を引き継ぐ新会社に最大20%出資するということです。新会社は米国で株式上場を一年以内に計画しており、上場前の資金調達に参加します。ティックトックの技術は新会社が保有するということです。

焦点となっていた新会社の出資割合について、発表では「過半を米企業が保有する」としています。ただ、ロイター通信によると、実際にはティックトック親会社の中国・字節跳動(バイトダンス)が8割の持ち分を保有。バイトダンスに約4割出資する米投資会社による間接的な支配力も含めて米国側で53%を握る計算になるということです。

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