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シリコンバレー不動産です。

カリフォルニア州のニューサム知事は7月13日の1日当たりの新型コロナウイルス感染者数は7,934人で、州内の状況を「良い方向に進んでいる」と発表しました。具体的には過去2週間（7月31日～8月13日）の陽性率が7.3％から6.2％に減少したほか、緊急病棟へのICU入院患者数も過去2週間で1,966人から1,684人へ減少しました。

これまでの同州の1日当たりの新規感染者数のピークは1万2,807人を記録した7月21日でした。カリフォルニア州では検査結果の回収システムに問題があり、9日時点で29万5,000件の検査結果に遅れが生じていて。これに伴い、公衆衛生局のソニア・アンジェレ・ディレクターは8日に突然辞任しました。

現在58郡のうち42郡が重点監視対象リストに入っており、ロサンゼルス郡含む同州南部では10郡全て、そしてシリコンバレーのあるサンタクララ群もまだ含まれています。しかし、少し良いニュースは州内で感染者数が最も多いロサンゼルス郡の1週間（8月10～16日）の平均感染者数は1,961人で、前週と比べ17.9％減少したこと、サンタクルーズ郡が監視リストから外れたことです。

重点監視対象となっている地域では、事業によっては屋内での活動が制限されていますが、その中でもショッピングモール、理容室、レストランなどは屋外スペースを利用するかたちで事業の再開を進めています。理容室、マッサージ、ネイルサロンは、店舗に隣接する屋外スペースを利用、もしくは野外スペースを一時的に借りて事業を再開しています。歩道スペースで散髪をする姿も一部の地域では日常化してきています。

とはいえ、最近の2週間の平均死亡者数は一日132人と決して油断できない状況であることを忘れてはいけません。