カリフォルニア州でコロナ感染者 全米トップ

こんにちは。

シリコンバレー不動産す。

最新 シリコンバレーでのコロナ感染情報。

なんと、7月21日の新規感染者数はカリフォルニア州で12800名超えとこれまでの最高値を記録し、ついに感染者数でニューヨークを抜いて全米トップに立ってしまったそうです。

感染が多いのは、前線に立つ医療従事者、必須産業の従業員、集会の参加者、ラテン系の人々で、封じ込め対策を練っているということです。今日の知事会見はPPE(Personal Protective Equipment 感染防止の為の防具つまりマスクや手袋、ガウンなど) の倉庫で行われていました。PPEに関しては、「他州が逼迫していた時に提供できるほど在庫はあるが、医療従事者から届いていないなど苦情があるため、配布経路を見直す。在庫はあるものの、まだ十分に流通が確保されているとは言えないため、中国の電気自動車メーカー転じてPPEメーカーになったBYDとの契約を延長して大量の供給を確保する。」と発表されていました。

おそらくこの中国のメーカーとの取引で非難を浴びているため、今日の会見に至ったのだと思います。BYDとの契約に踏み切ったのは、PPEの確保には連邦政府や他州、諸外国との奪い合いになってなかなか十分な数が確保できないからだと言っていました。カリフォルニア州でも400以上の会社で製造しているし、さらにHoneywell社は州内に工場を作り、雇用機会を増やしながらPPEの提供をすることになっています。それを踏まえて現時点で大量供給が可能な道としてBYDとの契約を選んだ、ということらしいです。

検査結果が出るのに5日とかかかる場合もあり、時間がかかりすぎているが、何か手は打たないのか、という質問が出ましたが、「今は24~48時間で結果が出せるようになっているが、送られるラボによっては時間がかかるところがある。検査結果はいち早く出すことで感染拡大を防ぐことができるのだから、キャパがないラボから余裕のあるラボに回すなどの操作を実施している。」ということです。

ちょっとビックリしたのは、質問の中で「一部の保護者がFacebookグループを作って、公立校のオンラインスクールは当てにならないから、自分たちで先生を雇って運営していこうとしているが、お金がない人とかそういう選択肢がない人もたくさんいるが、どう思うか。」と言うのがありました。知事は、オンライン学習を充実させるために、Googleと協力してホットスポットを増設し、Chrome Bookを大量に調達しているし、オンライン学習の環境はより向上される見通しだが、保護者がイニシアチブを取って子供たちの学習に関与することは歓迎すべきだ、と。

感染者数全米No.1という全然ありがたくないレッテルをいただいた今日、ウォッチリストにも58カウンティ中35カウンティが入り、着々と再ロックダウンへの道を進んでいるような気がすします。

知事が「責任を持って行動している皆さん、ありがとうございます。私たちは一度は感染のグラフを下に曲げることに成功しました。引き続きやるべきことをやれば、またやってやろうじゃないですか!」と呼び掛けて今日の会見は終わりました。

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