【2026年6月最新版】シリコンバレー賃貸市場レポート|家賃上昇が続く今、赴任者・企業が知っておくべきこと
2026年後半からシリコンバレーへの赴任が決まった皆様、そして駐在員の住居手配を担当される人事担当者の皆様へ。
「シリコンバレーの家賃は高い」と言われ続けていますが、2026年に入り、その状況はさらに厳しくなっています。
弊社では、実際に日本人赴任者へご紹介しているアパートを対象に定期的な市場調査を行っています。2026年6月に実施した最新調査では、全エリアで入居率が97%以上となり、平均家賃も前回調査(2026年2月)より上昇しました。
これは単なる数字の変化ではありません。
「希望条件に合う物件が、以前より見つかりにくくなっている」
「アパートは空室まで内覧をまっていると、その前に取られてしまう」
という現場の状況を表しています。
この記事では、最新の賃貸市場動向と、赴任者・企業が今から準備しておきたいポイントをご紹介します。
2026年6月最新のシリコンバレー賃貸市場の特徴
今回の調査で最も特徴的だったのは、空室不足がさらに深刻になっていることです。
調査対象となった全エリアで入居率は97%を超え、多くのエリアでは98~99%台となりました。
入居率がここまで高い市場では、
- 数週間後にAvailableの物件に申し込みが入って市場から消える
- 人気物件には複数の申し込みが入る
という状況が続きます。
シリコンバレーの家賃は2026年も上昇|2ベッドルームは最大20%アップ
今回の調査では、多くのエリアで家賃の上昇が確認されました。
特に目立ったのはファミリー向けの2ベッドルームです。
今年(2026年)の2月から
2ベッドルーム
- North San Jose や Redwood cityで約12%上昇
- Sunnyvaleで約20%近く上昇
という結果も見られました。
1ベッドルーム 多くのエリアで3~11%程度の上昇
- San Mateo 約11%上昇
- Sunnyvale やNorth San Joseで約8%の上昇
シリコンバレーでは例年、夏(6~8月)が年間で最も家賃が高くなる傾向があります。しかし、今年は2月から夏にかけての上昇幅が例年以上に大きく、市場の勢いには私たちも驚いています。
つまり、単身赴任・家族赴任のどちらも、住宅予算の見直しが必要になる可能性があります。

なぜシリコンバレーの家賃は上がっているのか?
背景には複数の要因があります。
AI企業の急成長
2025年以降、AI関連企業の採用が急速に拡大しています。
Google、NVIDIA、Metaをはじめ、多くのAI関連企業が積極的な採用を続けています。
さらに、OpenAIもマウンテンビューにオフィスを構える予定であり、今後も高所得エンジニアの流入が続くことが予想されています。
高い給与水準のエンジニアが増えることで、高額な家賃でも契約が成立し、市場全体の賃料を押し上げる要因となっています。
新築供給が需要に追いついていない
住宅需要は増えていますが、新しいアパートの供給は十分とは言えません。
その結果、空室率は低いまま推移し、家賃上昇につながっています。
赴任予定者が今から準備しておくべきこと
市場が活発な今だからこそ、早めの準備が重要です。
Offer Letterを早めに準備する
最近では、給与額が記載されたOffer Letterの提出を求めるアパートが増えています。
会社の担当者と早めに確認しておくと、申し込みをスムーズに進められます。
条件に優先順位をつける
「駅から近い」「新築」「学区」「会社まで10分以内」など、すべての条件を満たす物件は限られます。
譲れない条件を整理しておくことで、希望に近い物件を見つけやすくなります。
人事担当者が注意したいポイント
ここ数年で住宅市場は大きく変化しています。
人口全体はコロナ後に減少したものの、AI産業の急成長により、高所得者が集中するエリアでは住宅需要が再び高まっています。その一方で新築住宅の供給は十分ではなく、日本人赴任者に人気のエリアやアパートでは入居率が97〜99%という非常にタイトな市場が続いています。
以前の住宅予算では、希望エリアの物件が見つからないケースも増えています。
住宅手配を成功させるためには、
- 最新の市場価格を把握する
- 必要に応じて住宅予算を見直す ことが重要です。
「どのような書類を準備すべきか?」「送金はいくらくらいしておけば安心か?」など、具体的な準備については、渡米前のZoomヒアリングなどでご説明しております。ぜひお早めにご相談ください。
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