カリフォルニアで治安に注意すべき都市トップ10【2025年版】
こんにちは。シリコンバレー不動産です。
先日、オークランドで日本代表とメキシコ代表のサッカー親善試合がありました。
そのとき、私は駐在員の方との会話で「たとえ大好きなアーティストのコンサートがあっても、オークランドには絶対に足を踏み入れない」と話したところ、とても驚かれました。
逆に、現地の人にとっては「なんでオークランドに行かないの?」と聞かれること自体が驚きです。
それだけ日本から来られた駐在員の方々は、「どの地域が治安が悪いのか」という感覚をまだ持っていない方が多いのだと思います。
しかし、アメリカで生活するうえで「治安の悪い場所を知っておくこと」は絶対に重要です。
🔥アメリカの「危険」は、日本のそれとは次元が違う
日本では「治安が悪い」と言っても、せいぜい夜道が暗いとか、酔っ払いが多いとか、そんなレベル。でもアメリカでは、命の危険が現実として存在します。
例えば、高速道路でガソリンが切れそうになったとき。日本ならどこで降りてもある程度安全ですが、アメリカでは「降りてはいけない出口」が確実に存在します。間違って危険地域に入ってしまえば、車上荒らしどころか、強盗や銃撃に巻き込まれる可能性すらあるのです。
📊2025年版「カリフォルニア危険都市ランキング」
このランキングは以下の指標をもとに作成されています:
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Violent Crime Rate (VCR):殺人・強姦・強盗・加重暴行などの暴力犯罪率(1,000人あたり)
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Property Crime Rate (PCR):窃盗・車両盗難・車上荒らしなどの財産犯罪率
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ギャング活動、貧困率、警察の人員不足なども加味
| ランキング | 都市名 | 暴力犯罪率 | 財産犯罪率 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | オークランド | 16.85件 | 60.23件 | 全米2位の危険度。ギャング活動が深刻 |
| 3位 | ストックトン | 13.96件 | 33.62件 | 殺人の68%がギャング関連 |
| 6位 | コンプトン | 11.78件 | 23.79件 | ラップソングでも有名な危険地帯 |
有名なラップソングでも頻繁に登場する ロサンゼルス近郊のコンプトン(Compton) は現在6位。
かつて全米最悪レベルと言われた時期もありましたが、それでも現在はオークランドの危険度がそれを上回っている状況です。それもそのはず!!!オークランドは全米で現在2位!
「全米で最も危険な場所」ランキング
U.S. News & World Reportによる「全米で最も危険な場所」ランキングでは、カリフォルニアの都市が全米ランキングにおいて上位に位置しているという状況です。
このランキングによれば、オークランドはなんと全米でも第2位にランクインしており、州内だけでなく国レベルでも特に危険視されている都市と言えます。
Most Dangerous Places in the U.S. in 2025-2026 US News
オークランドにあるカイザーの対応
昨年オークランドのカイザー・パーマネンテは、従業員に対し昼食時の外出を控え、社内で食事を取るよう指示するメモを発行しました。
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背景:従業員が昼食を外で購入しようとした際に強盗被害に遭う事件が多く発生したため、安全確保のための措置として社内での食事を推奨しています。
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対応策:従業員には、自宅からの持参やデリバリーサービスの利用が推奨され、必要に応じて警備員による車までの同行も提供されています。
駐在員の皆さまへ:まずは「危険地帯」を知ることから
特にシリコンバレーに駐在される方は、サンフランシスコのベイエリア全体を「安全」と思いがち。でも、実際には治安の悪い地域が点在しています。
安全な駐在生活を送るためには、まず「行ってはいけない場所」を知ること。これは、アメリカで生きる上での最低限の自己防衛です。
オークランド市の今後の対策を早急に願う
かつてEast Palo Altoは、1990年代に全米でも突出して治安が悪く、Murder Capitalと呼ばれたほどです。1992年には人口比で全米最悪の殺人率を記録しました。しかし、市が本気で治安改善に取り組んだ結果、2023年には殺人件数ゼロという歴史的な成果を達成しました。 経済発展や雇用創出、青少年支援プログラム、地域警察との信頼関係構築、そして監視カメラの設置など、複数の施策が相乗効果を生み出した結果です。
この事例は、「市が動けば、街は必ず変わる」という希望の証です。 だからこそ、オークランド市にも一刻も早く同様の包括的な対策を講じ、市民が安心して暮らせる街へと変えていくことを強く願います。
✍️最後に
「危険を避けること」は、臆病でも過剰反応でもありません。それは、命を守るための知恵です。日本の感覚をそのまま持ち込まず、現地のリアルを知ること。それが、駐在生活を豊かに、そして安全にする第一歩です。